スマホ診ラボ

オンライン診療 学び | 医師監修

オンライン診療(遠隔診療)サービス「スマホ診」は保険が適用されるのか?されないのか?

目次
スマホ診は保険が効く?
自費診療を採用した理由は?
診療費の支払い方法は? 処方薬の受け取り方法は?

オンライン診療は、クリニックや病院に通院する時間がない方や遠方にお住まいの方でも、オンライン上で診療を受けることができる、今注目を集めている診療手法です。
忙しい現代人にたくさんのメリットがある一方、費用が実際にどれくらいかかるものなのか、不安に思っている人も少なくありません。「オンライン診療は保険が適用されるの?」「スマホ診の場合は?」など、気になる診療料金の話を「Dクリニック東京ウェルネス監修医師・知久正明先生」に伺いました。

スマホ診は保険が効く?

オンライン診療は、2018年4月から保険適用になり、診療報酬として、「オンライン診療料」や「オンライン医学管理料」などが新設されました。
Dクリニック東京ウェルネスでは、患者様がオンライン診療を利用しやすいように、あえて自費診療を採用しました。また、オンライン診療と自費診療を組み合わせたサービスを当クリニックでは、「スマホ診」サービスと呼んでいます。

自費診療と聞くと高額なイメージを持たれる方も多いですが、スマホ診は、院内処方を採用し、診察から処方まで院内で完結することで、自費診療でも保険診療の3割負担とほぼ同等での負担を目指しております。

自費診療を採用した理由は?

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保険適用と自費診療、その違いはどんなところにあるのでしょうか。
保険診療では、施設基準や算定基準が定められており、
  ・ひと月の診察回数のうち、オンライン診療の回数が1割以内
  ・6ヵ月以上の対面診療を経て、オンライン診療の受診が可能
  ・対面による診療の間隔は、3ヵ月以内に限る
というような規定があります。

自費診療を用いた「スマホ診」では、
  ・ひと月の診察回数のうち、オンライン診療の回数に制限はない
  ・初診対面後、再診以降はオンライン診療の受診が可能
  ・対面による診療の間隔は、ご相談の上、随時行う

このように「忙しい現代のライフスタイルに合わせ、時間的価値を提供するために自費診療を採用しています。保険診療の場合、そこには公平性や公共性が求められます。患者様がどんな状況であっても、同じサービスしか受けることができません。自費診療なら、“もっとこうしたい”という一人ひとりのニーズにきめ細かく対応することができます。」(知久先生)

※医師がオンライン診療の利用不可と判断した場合、オンライン診療はご利用頂けません。

診療費の支払い方法は? 処方薬の受け取り方法は?

「スマホ診」の場合、診療費はどのようにして支払うのでしょうか。
「Dクリニック東京ウェルネスでは、窓口での会計は必要ありません。*
登録済みのメールアドレスに決済URLが届き、そこからクレジットカードで決済を完了すれば支払い完了です。処方薬剤は、決済完了後、最短1〜2日でお手元に届きます。ご自宅のポストに投函されるので、受け取る手間がかからず、残業で遅くに帰宅されてもお薬を確実に受け取ることができます」(知久先生)

*窓口でのお支払いを希望される場合、その場でお支払い頂くことも可能です。


「スマホ診」の場合、自費診療でも保険診療との金額的な差はさほど大きくありません。そのうえ、通院して診察や支払いに待ち時間があり、薬局でお薬をもらって……という時間と手間が省け、無理なく健康を維持できるというのは嬉しいですね。忙しい毎日を生き生きと健やかに歩んでいくための新しい選択肢として、ぜひ活用を!

この記事の監修者

Dクリニック東京ウェルネス 監修医師
MCS東京銀座クリニック 院長
知久 正明 (ちく まさあき)
【略 歴】
日本大学医学部大学院修了・国立甲府病院・国立循環器病センター・日本大学医学部循環器 内科・敬愛病院付属クリニック院長・MCS東京銀座クリニックを開業

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