
睡眠外来
診療について
当院の睡眠外来では、睡眠の質に関する問題、特に「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」に対する診断と治療を行っています。十分な睡眠が取れないことで、日中の強い眠気や集中力の低下、さらには高血圧や心疾患などのリスクが高まるため、早期の診断と適切な治療が重要です。初診からオンライン診療が可能で、CPAPの治療には一度対面診療を行ったうえで、オンライン診療へ移行します。
対象疾患
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に止まる状態が繰り返される疾患です。主な症状としては、いびき、日中の強い眠気、疲労感が続くことなどが挙げられます。また、無呼吸が繰り返されることで、心臓や血管に負担をかけることから、放置すると高血圧や心疾患、脳卒中のリスクが高まることがあります。
当外来では、自宅での睡眠検査(簡易、PSG検査)を手配させていただき、正確な診断を行います。診断結果に基づき、治療法として最も一般的な「CPAP療法」(持続的陽圧呼吸療法)をはじめ、生活習慣の改善や横向き寝枕による治療など、患者様に最適な治療プランを提案いたします。
CPAP療法:睡眠中に鼻に装着したマスクを通じて、気道に空気を送り込み、呼吸の中断を防ぐ治療法です。これにより無呼吸状態を解消し、良質な睡眠を取り戻すことができます。
実績
CPAP患者数
650件
オンライン診療件数
3,022件
※2019年~2024年9月末時点
担当医
井坂 奈央(いさか なお)
葛西 隆敏(かさい たかとし)
神林 崇(かんばやし たかし)
柳原 健一(やなぎはら けんいち)
澤井 理華(さわい りか)
松下 豊(まつした ゆたか)